20170124 DIR EN GREY@なんばhatch
なんだかんだと文句をつらつら書くくらい、色々な経験をさせていただく会場だけれど、行くと安心する会場、なんばhatchにいってきました。
今日はDIR EN GREYのライブ、mode of UROBOROSでした。
UROBOROSが発売された時から約10年ほど時間がたち、なかなか聴けなかった楽曲たちを聴けるのがmode of______の魅力だけれども、その当時を再現するのではなくて、毎回、今のDIR EN GREYとしてmode of______を体現してくれるので、新しい曲を聴くような懐かしいような気持ちになりながらライブを楽しみました。
鬼葬の時と同様にホールで一度みてからのライブハウスだったので結構、雰囲気が変わるのが印象的でした。スタンディングだとライブが始める前からなぞの押しがあり、殺気だってるからまぁそうなんだけれども。
当時とは違う安心感があって見られるな―と終始思いました。
横にいた妙年齢のお姉さまが開演前にひたすら文句言ったり、バンドやファンについて説きだした時にはあなたみたいな人が新規のファンを殺すんだよって思いました。本当に下品だし、居酒屋さんとかでそういう話はしようね…お姉さま方。
尼崎では中盤に演奏されたけれど、VINUSHKAは序盤でもすごく映える。フロアを一気にDIRが解き放つサウンドの沼に突き落としてくれる。深く、冷たく突き放す。京さんが“此処が真実だ”と叫ぶと、フロアがなにかに取りつかれたようにステージにもっていかれるあの壮厳な雰囲気は胸に響くなにかがいつもそこにはある。
当時の重たくて狂わしくそして痛い、とても痛いものを込めた曲たちが年月を経てその曲の1音1音の密度が濃くなっていたきがする。
UROBOROSを出してから10年弱だとおもうけれど、そこから今までの軌跡を走馬灯のように観れるライブだった。
Revelation of mankind~詩踏みの流れがすごくかっこよかった。
【setlist】
- SA BIR
- VINUSHKA
- RED SOIL
- 蜷局
- BUGABOO
- 慟哭と去りぬ
- GLASS SKIN
- Behind a vacant image
- INCONVENIENT IDEAL
- DOZING GREEN
- 凱歌、沈黙が眠る頃
- Revelation of mankind
- 詩踏み
EN
- 空谷の跫音
- SUSTAIN THE UNTRUTH
- Chain repulsion
- STUCK MAN
- 冷血なりせば