memorandom-evergreen-

音楽を聞く事や読書が趣味です。ライブよく行きます。

私は夜を乗り越える


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ライブ終わりに携帯をみた。
不在着信が10件。
 
友達が亡くなった。
 
自ら命を殺めたそうだ。
 
最後に私が彼に会った時は心身ともに疲れているようだった。
だけど、またねと別れた時の表情は穏やかだったと記憶している。
 
だからこそ…彼に私は何をしてあげられたのだろう。と考えてしまう
そう考える事はとてもとても無意味な事だとわかっていても、それでも考えてしまう。
 
初めて会った時の彼は輝いていた。少なくとも私にはそうみえた。
私の勝手な想像だけど、たぶん彼の人生のなかの絶頂期だった。
 
彼の輝く笑顔は場の雰囲気を明るくした。
 
私みたいな人に
“一人で寂しくない?”って言っくれる人だった。 
 
だけど、いや、だからこそ、彼は私にもがき苦しむ姿は見せなかった。
最後まで本当の自分を誰にも見せなかったのだと思う。
 
最後に会って話した事はいつもと同じ他愛のない日常について。
映画、ライブ、本についてで、いつだって私たちはそんな話しかしなかった。
お互いの人生を語るには生きてる場所が遠すぎた。
 
彼は明日が来ることを望まなかった。
 
彼は夜を乗り越えることができなかった。
彼は朝を待つことができなかった。
 
 
なぜ、なぜ…
 
 
そう考えてもなにも答えはでなくて、
私は、ただ朝が来るのを待っている。
 
明日はきっと昨日より空が綺麗だと私は信じてる。
そして、小さなことでもいい、きっと幸せが私には待ってると信じてる。
 
私の手元には君と行くはずだったライブのチケットがある。
今年も変わらずに私は君に出会った町にいく。
君が望むことのなかった未来を私は生きている。
 
 

20161123 DIR EN GREY@滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール


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 DIR EN GREY のライブに行ってきました。

鬼葬というアルバムはもちろん聴いていたけれど、その当時、小学生だった私はライブには行かせてもらえなかった。

なので、幼き日のリベンジという気持ちでいった。

このホールに前来たのはサカナクションDIR EN GREY  のどちらかだと思うけれどその辺はあやふやな記憶しかない。

席につくと、左隣は空席で、右隣の人がコンビニのおにぎりを黙々と食べていた。

なので席の周りはおにぎりのにおいがすごくしていた。すると、左隣の人が戻ってきた。その人はロビーでたばこを吸ってきたらしく、体中からタバコのにおいを発生させていた。

ということで私は開演してから30分くらいとても気持ちわるかった。

たまたま運が悪かっただけなのだけれども…。

 

しんやさんが言葉を発するというとてもレアなライブだったけれど、たばことおにぎりに占拠されたライブでした…。

 

 この数日後のなんばHATCHにもいったのだけれども…ライブうんぬんよりもすごくテンションが下がる出来事がライブ中にあり書くきになれないし、結局、テンションが急降下したため、最終日はチケットもっていたけれど、行けなかった。

ライブハウスでのマナーが悪いというか云々よりも、自分がよければそれでいいヒトって多分周辺のひとが壁とか物とかにしかみえないんだろうな。私を遮る障害物って感覚なんでしょうけど、こっちは生身の人間だから感覚というものが残念ながらあるのですがね。

悲しいけれど、この現場には多いんだよね。

 

 

 

1.逆上堪能ケロイドミルク
2.FILTH
3.The Domestic Fucker Family
4.Bottom of the death valley
5.24個シリンダー
6.鱗
7.embryo
8.蟲-mushi-
9.(新曲)
10.undecided
11.鬼眼-kigan-
12.ZOMBOID
13.Un deux
14.SUSTAIN THE UNTRUTH

1.///G.D.S.
2.Mr.NEWSMAN
3.詩踏み
4.Ugly
5.umbrella
6.JESSICA

20161119 J×minus(-)@LIQUID ROOM

10Days of Glory-10 Counts for Desreuction-の第8夜にいってきました。

今日はminus(-)。この対バンは森岡さんが亡くなる前に発表されていました。

亡くなってすぐにこのライブには、minus(-)として出ますと発表されていました。

場所はリキッドルーム。あそこって休憩場所が広いからとても好きです。たばこは吸わないので煙たいのは苦手ですが…。

チケットをもぎってもらって、フロアにはいるとステージにがドラムが2つ。藤井さんの卓を両方から挟むみたいにそしてドラム同士が向き合うように配置されていた。
 
•minus(-) 
 19時過ぎに暗転、SE が流れる。会場を音が包み込む。
ほとんどがJさんのファンの方なので、どのように応じていいのか戸惑っているようで…でもすごく暖かいフロアだった。
ドラムの二人(YUMMIさんと山口美代子さん)のグルーヴといったら!
地面から身体を突き上げられるような重低音がずしんと胸にくる。
 
 確かDesent into madnessからふじまきさんがセンターで歌いだした!フロアの歓声もすごかった。
 
 最後はJさんがminus(-)のアルバムに参加した曲『Peepshow』
かっこいいライダース姿のJさんがベースを抱えてステージに登場。
最高にかっこよくて、涙もふきとんだけど、きっと、もりけんさんも横で笑いながらいつものようにステージで腰を振りながら踊っていたに違いない。
 
 minus(-)'s setlist
  1. The Victims
  2. No_4
  3. No_6
  4. RZM
  5. Maze
  6. No Pretending
  7. Desent into madness
  8. Dawn words falling
  9. Peepshow

 

•J

転換に30分くらいかかってたかな?

20時20分頃暗転。

一曲目‘go crazy’イントロからかっこいい。

いつも言ってるけど、Jさんのライブってすごい楽しいの。気持ちよくってすごく中毒性があるって個人的に思ってます。でも、Jさんのライブで前で観たい気持ちは一ミリもありません。ダイバーにつぶされるのが目に見えてるので。

本編が終わって、アンコールでJさんが一人で出てきてフロアに語りかけてくれます。

今日はもりけんさんの話だった。LUNA SEAが終幕した後?にどこかのライブで会った時に‘JくんはSUGIZOくんと仲が悪いの?’と単刀直入に聞いてきてくれたと。そんなことばにもその当時は救われた?とかそういって思い出話を語ってくれました。

 

 人生の中では出会いと別れを経験するし、それはどうしようもないことだけど、気持ちの整理がつかない事もあるし、時間が経てば忘れてしまう事もあるかもしれない。

でも、 音楽はなくならないし、作品は生き続けてくれるし、語り継がれていくと思う。

もりけんさんの作品もこうやってライブで生き続けてる。素敵なことだと思う。

今日も最高の夜だった。

もりけんさんに献杯しよう。

 

 

J’s setlist

  1. go crazy
  2. Go with the Devil
  3. PYROMANIA
  4. Verity
  5. I know
  6. Immortal galaxy
  7. Twisted Dreams
  8. RECKLESS
  9. break
  10. Go Charge
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20161111 THE NOVEMBERS@新木場STASIO COAST



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THE NOVEMBERSの11周年&6TH ALBUM 〝HALLELUJAH〟記念ライブにいってきました。
私はいつも新木場STADIO COASTに行くためにりんかい線にのる。
地下を抜けると東京の街が見渡せる。その瞬間がとても好き。
 
THE NOVEMBERSの歌を聴くといつも救われる気持ちになる。
Hallelujahのイントロを聴いて、私はすごく泣きそうになった。
歌にのせられて、自分自身の痛みが緩和していく感じ。
地面にしっかりついてる足がグラつく。
 

HALLELUJAHの中で一番好きな曲は〝愛はなけなし〟。

誰かより何か足りない
誰かより何かが余計で
悲しくなる
悔しくなる
虚しくなる
誰かの何かが十字架
いつでも どこでも
本物の愛に余りはない
優しさも余らない

誰かより何か小さい
誰かより何か大きくて
嬉しくなる
楽しくなる
誇らしくなる
誰かの何かが十字架
いつでも どこでも
本物の愛に余りはない
優しさも余らない

どうしてこんなに
どうしてこんなにも
愛はなけなしさ

誰かより何かがはやい
誰かより何かがおそくても
どうでもいい
どうでもいい
どうでもいい
俺は俺だけが十字架
いつでも どこでも
本物の愛に余りはない
優しさも余らない

どうしてこんなに
どうしてこんなにも

愛はなけなしさ
使い切る分だけが
本物だというのなら

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20161013 downy@梅田 Shangri-la

downyのライブにいってきました。

私がdownyを知ったのは一つ前のアルバム第五作品集 「無題」の誰かのディスクレビューを読んで気になったのがきっかけだった。

どこか退廃的なサウンドと英語のように歌いあげる詩的な歌詞。とても魅力的です。

downyは圧倒的に男性に人気があるんだなーと実感させられるフロア。

静寂に包まれた会場が開演と同時に音の洪水がフロアにあふれだす。

青木さんのギターの音は本当に独特で不思議なサウンドです。

海の静寂、よかったなー。

ドラムスの秋山さんは the motal で拝見しましたが、downyのバンドサウンドの核のような人なんだなと個人的におもいました。

アルバムの中でライブで聴きたかった曲が演奏されなかったので、次回に期待したいと思います。(乱反射のベースラインがとても好きなのです)

今回のアルバムはどこ静かで落ち着いているサウンドのイメージだったので、ライブでもそのような雰囲気が感じれてとてもよかった。

downy 2016 『無題』 TOUR

setlist

01.凍る花
02.葵
03.象牙の塔
04.檸檬
05.時雨前
06.春と修羅
07.色彩は夜に降る
08.アナーキーダン
09.形而上学
10.海の静寂
11.左の種
12.Δ
13.或る夜

14.曦ヲ見ヨ!
15.弌

16.猿の手
17.安心

20161030 9mm parabellum bullet@ZEPP NAMBA


9mm parabellum bulletのライブにいってきました。

9mmを初めて見たのはたしか十年前のJさんのなんばHATCHのライブのゲストで出演した時だったと思う。

あれから十年たったのかと思うと…おそろしい。

そこから、割とワンマンに行くようになって…そして、昨年のルナフェスの1日目の実質的なOAで4人がすごく楽しそうに演奏してるのがすごく嬉しかった。

今回のツアーは滝さんの問題もあって思うようなツアーをできなかったかもしれないけれど、急遽2マンになっても参加してくれたバンド(大阪はフレンズ)やサポートの武田さんのおかげでライブが出来て、曲数は少なかったかもしれないけど、滝さんのギターやシンセも聴けたし、困難があっても乗り越えられる方法はたくさんあって、その困難を隠さずにオーディエンスに見せてくれた9mmはもの凄くかっこよかった。

 

 

  1. 太陽が欲しいだけ
  2. Vampiregirl
  3. モーニングベ
  4. インフェルノ
  5. 迷宮のリビングデッド
  6. スタンドバイミー
  7. Lost!!
  8. Black Market Blues
  9. Talking Machine
  10. 生命のワルツ

 EN

  1. Discommunication

20161002 1003 DIR EN GREY @なんばHATCH

もうずいぶん前にいったライブに感じるけど、今月行ったライブなんだな―と日付をみて思いました。

唐突にですが…DIRのアルバムの中でDUM SPIRO SPEROが私は一番好きなんです。

で、たぶんCDを買って音源を聴いた時の強烈な音像みたいなものが耳に残ったんですよね。

で聴くほどに深みを増すというか…。このツアーってものすごく長くてラストの武道館のライブが良すぎて、そのことも自分にとっては印象深くのこっているのかなと…。

 

でこのDSSというアルバムとARCHEの楽曲や新曲とかがどのような形で組み合わさっていくのかすごく楽しみにしていました。

 

どの曲の時かは失念してしまいましたが、5人の前に紗幕が落ちてきて赤い照明を背景にメンバーのシルエットだけが映し出される演出がきれいだった記憶がうっすら。

 

最終日の激闇では、今がバンドとして一番良い状態なんだろうなと感じれる瞬間が何度かあってほほえましかったです。

つぎは鬼葬ですね。たのしみです。

 

(Day1)

01.狂骨の鳴り
02.THE BLOSSOMING BEELZEBUB
03.DIFFERENT SENSE
04.LOTUS
05.Midwife
06.滴る朦朧
07.蜜と唾
08.DIABOLOS
09.流転の塔
10.「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
11.Unraveling
12.Cause of fickleness
13.DECAYED CROW
EN
01.VANITAS
02.Un deux
03.(新曲)
04.詩踏み
05.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

 

(Day2)

01.LOTUS
02.DIFFERENT SENSE
03.詩踏み
04.暁
05.咀嚼
06.滴る朦朧
07.蜜と唾
08.DIABOLOS
09.THE BLOSSOMING BEELZEBUB
10.AMON
11.流転の塔
12.獣慾
EN
01.VANITAS
02.Unraveling
03.(新曲)
04.SUSTAIN THE UNTRUTH
05.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇